現代社会では希薄になったと言われる"たてのつながり"が密になっている集団(異年齢集団)で活動することが多いのが本校の大きな特色の一つになっています。
年度初めに,縦割り班をつくります。この班をもとに次の活動を行います。どの活動においても,上級生が下級生の面倒を見たり,やり方・仕方を教えたりする光景が至るところで見られます。子どもたちが教わるのは,教師だけとは限らないのです。
常時活動として,①縦割り活動,②縦割り清掃,③体力作り活動があります。
①縦割り活動:授業時間だけではなく,朝の活動の活動などでも行われます。
②縦割り清掃:1年生に掃除の仕方を教えるのは高学年の子どもたちです。
③体力作り活動:運動の手ほどきも上級生がしてくれます。
その他,①運動会,②わかきピクニック,③収穫祭,④新体力テストの行事等も縦割り班を活用して行われます。
①運動会:縦割り班の紅白対抗で勝利を競います。
紅白に分かれての開・閉会式 紅白対抗で競う徒競走
紅白対抗リレー 紅白対抗玉入れ(下学年)
②わかきピクニック:縦割り班毎に計画を立てて,活動する児童会行事です。
③収穫祭:各学年が育て,収穫した物を縦割り班で調理して,収穫を感謝し,祝います。
低学年が,梅干しを入れたおにぎりを作ります。上学年は,野菜を切って,いも煮を作ります。高学年が,校庭で,火おこしと鍋を担当します。
④新体力テスト:各コーナーでは縦割り班の上級生が下級生をまとめます。下級生にやり方について優しく教えてあげる姿が見られます。