投稿日：2017.11.28

学力向上指定校事業公開研究会

　１１月１７日(金)，平成２７年度からの３年間，宮城県教育委員会から指定を受けて研究を進めてきた，学力向上に関する公開研究会が行われました。大和町立小中学校のすべての先生方と，県内各地，さらには東京都からの参加者も含め，多数の学校関係者が大和中を訪れ，これまでの研究の成果を見ていただくことができました。

　午前中の開会行事では，研究主任が研究の概要を説明しました。続く授業公開では，国語，社会，数学，理科，英語の五教科の授業を見ていただき，３つの研究の視点が学力向上にどのように効果があるかを提案しました。生徒たちは日頃の学習への取り組みのとおり，活発な話し合いや聞き手にわかりやすい発表を心がけ，参観の先生方からも生徒の授業に取り組む姿が素晴らしいとのお褒めの言葉をたくさんいただきました。

　午後の分科会では，各教科に分かれて提案授業についての討議が行われ，貴重な意見をいただくことができました。続く話題提供では，元埼玉県川越市教育長の山浦秀男先生を迎え，町内で一斉に実施している「i-check」の分析と活用についての講演をいただきました。

　指定校事業は今年で終わりますが，今後もこれまでの研究の成果を生かし，新たに出てきた課題を解決していくことで，生徒たちの学力がさらに向上していくような教育活動ができるよう取り組んでいきます。